Picasso's mistress

数いるピカソの愛人の中から一人選び

ジャケットを制作

Eva gouel エヴァ・グエル

ピカソの二番目のミューズ。

一人目の恋人であったオリヴェの友人だった。オリヴェがピカソに外出を規制されているときにピカソに出会い友人の恋人を

略奪してしまう。

しかし、病気により若くして亡くなる。

このジャケットはエヴァ・グエル自身を表現しています。

可憐で華奢、そして儚い。彼女を調べて最初に抱いた印象です。

しかし、調べていうちに友人の恋人を奪ってしまう強かさのある女性でした。清廉そうに見えるが裏に毒を持っていそうな女性だと考えました。

そこで白地に赤のフェルトを体に這うように差し込むことで愛らしさの中に隠れる毒を表現しています。

散りばめられた割れた鏡は彼女の多面性

をイメージしてデザインしました。

《挿入・挿入物の意》手芸でレースや別の布などを切り込んだ布の間に差し込むこと。またそうした小片。

七夕飾りの折り紙で作る天の川。

そこから、願いをテーマに制作しました。

反射素材の生地に黒の生地をコバステッでボンディングのようにくっつけ、

ステッチの間を切り込むことで

リバーシブルに使えるようにしています。

重さで切り込んだ場所が開き、体流れるようなデザインにしました。